カナダの航空免許関係の筆記試験について

FLIGHT

カナダで飛行するためには、各種の免許や追加資格を取得する必要があります。
ほとんどの免許や資格は、

各種免許取得のための要件

「筆記試験」+「飛行実技検定」+「飛行時間などの各種要件」

このような3つの条件を満足して、はじめて発行されるようになっています。
カナダ運輸省 (TC) では、筆記試験の問題の出題範囲を学習Study参照ReferenceガイドGuideとして情報が提供されています。ここでは、必要な科目や、細部項目が示されていますが、それぞれの項目の詳細については、各自で勉強していく必要があります。ですので、このガイドを読めばすぐに合格できる参考書、というものではありません。

しかし、勉強を進めていく上で、どの受検者も全員がこれを熟読して理解しておかなければなりません。

そこで本記事とリンクしてある各免許別のページでは、この筆記試験に焦点をあて、それぞれの免許等でどのような筆記試験の問題の項目が示されているのかを日本語訳をつけて紹介しています。
記事を見て、自分が受検しようとする直近の免許はもちろん近い将来取得を目指す免許や資格についても目を通して概略を理解し、勉強の大まかな道筋をつけるのに役立てて下さい。

免許取得自体の要件のまとめや、飛行検定で求められる項目については、別記事で紹介しています。

免許証 / 許可証 / 資格・証明と必要な筆記試験

厳密に言うと、これに他の種類の航空機であるヘリコプターなども含めるともっと多くの種類がありますが、ここでは日本人の学生がカナダに渡航して飛行機の免許取得を初めて行い、後に航空会社に就職するようなイメージで必要な免許を記載していきます。

各種免許等と必要な筆記試験
  • 学生操縦許可証 (SPP) ―PSTAR
  • 自家用操縦士免許 (PPL) ―PPAER
  • 事業用操縦士免許 (CPL) ―CPAER
  • 定期運送用操縦士免許 (ATPL) ―SARON / SAMRA
  • 計器飛行証明 (Instrument Rating) ―INRAT
  • 航空機型式証明 (Type Rating) ―IATRA
  • クラス4飛行教育証明 (Instructor Rating) ―AIRAF
  • クラス2及び1飛行教育証明 (Instructor Rating) ―AIRAT

それぞれの筆記試験の特徴や合格点、ガイドのまとめリンクなどは次に紹介していきます。

PSTAR

PSTARは、学生操縦許可証 (SPP) を取得するために必要となる僕も含め多くの学生がカナダで最初に受検する筆記試験で、まだ自家用操縦士免許(PPL) などの免許を保有していない状態でも、免許取得のための訓練の目的で学生がソロ飛行 (単独飛行) を行うことが出来る許可証です。

SPPの取得条件についてはこちらで紹介しています。

試験の特徴

通常の筆記試験は、カナダ運輸省 (TC) のオフィスなどに出向いて実施する必要があります。
しかし、このPSTARは、認定試験官を学校の教官などが兼ねることができ、その責任下で試験を行わせることが出来るので、学校内などで受検することが可能な場合が多くなっています。
(地域や学校のルールによって状況が異なる場合があります。)

問題内容は、公式サイトで事前に見ることができ、全く同じ問題が出題されるのが大きな特徴です。
とはいえ出題内容はいずれも訓練の開始にあたって非常に重要なものですので、機械的に回答するのでなく、理解して試験に臨む必要があると考えています。

試験概要

問題数:50問
合格点:90%以上

出題内容
  • 衝突防止法
  • 視覚信号
  • 通信法
  • 飛行場
  • 装備品
  • 操縦士の責任
  • 後方乱気流
  • 航空医学/生理学
  • 飛行計画
  • 管制許可と管制指示
  • 航空機の運航法
  • 空域に関する各種規程
  • 管制空域の飛行法
  • 航空事故要因

PPAER

PPAERは、自家用操縦士免許(PPL) を取得する際に必要となる筆記試験です。PPAERという呼称よりは、一般に「PPLのWRITTEN」と単に呼称されることが多いように思います。

PPLの取得条件についてはこちらで紹介しています。

試験の特徴

全体で合格スコアに達していても、各科目で60%以上を上回っていないと再試験となります。

PSTARほどではありませんが、試験会場の選択肢を広く設定してくれているのが大きな特徴で、カナダ運輸省 (TC) が指定する学校等の会場で受検が可能になっています。対象となる会場については、本ページの下の方でも紹介しています。

試験概要

問題数:100問
合格点:60%以上
試験時間:3時間

出題内容
  • 航空法 (PALAW)
  • 航法 (PANAV)
  • 航空気象 (PAMET)
  • 航空一般知識 (PAGEN)

CPAER

CPAERは、事業用操縦士免許 (CPL) を取得する際に必要となる筆記試験です。
PPLの筆記試験と同様、単に「CPLのWRITTEN」と言われることが多い様に思います。

CPLの取得条件についてはこちらで紹介しています。

試験の特徴

試験時間もPPLのときの3時間よりも30分長くなった3時間30分となっています。
全体で合格スコアに達していても、各科目で60%以上を上回っていないと再試験となる点も、PPLと同様です。

出題科目自体はPPLの筆記試験と全く同じですが、細部では出題範囲が事業用に相応しい内容まで拡大されていたり、強調されるポイントが異なっています。
そこを本ブログの記事では分かるように赤字青マーカーで示しています。

試験概要

問題数:100問
合格点:60%以上
試験時間:3時間30分

出題内容
  • 航空法 (CALAW)
  • 航法 (CANAV)
  • 航空気象 (CAMET)
  • 航空一般知識 (CAGEN)

SARON

SARONは、定期運送用操縦士免許 (ATPL) を取得するために必要となる筆記試験です。
後に示す「SAMRA」と2つでATPLの筆記試験を構成するものです。路線で飛行することが前提とされた試験ですので、計器飛行証明の筆記試験である「INRAT」に合格していないと、総合で合格とみなされないので、注意が必要です。

SARONとは、ATPL Regulations / Operations / Navigationの頭文字をとった略称と思われますが、Sは分かりません。ヘリの試験がHARONHAMRAと言うので、固定翼、飛行機、、うーん、分かる方いたら教えてください。

ATPLの取得条件についてはこちらで紹介しています。

試験の特徴

運航の形態には「703エアタクシー」「704コミューター」「705エアライン」という3つの大きな分類がありますが、この試験の対象は704と705運航を前提としたものと言われています。

試験概要

問題数:80問
合格点:70%以上
試験時間:3時間30分

出題内容
  • 航空法と各種手続き
  • 機体構造、動力装置、プロペラ、各種系統
  • 飛行計器
  • 航法一般
  • 飛行運用
  • 飛行理論
  • ヒューマン・ファクター

SAMRA

SAMRAは、先に示した「SARON」と同様、定期運送用操縦士免許 (ATPL) を取得するために必要となる筆記試験の1つです。

SAMRAは、ATPL Meteorology / Radio Aidsの頭文字をとった略称と思われますが、SARONと同じくSの意味が分かりません。

試験の特徴

SARONと比較して科目数でいうと3つと少なくなっていますが、問題数と試験時間は変わらないことから、中身の非常に濃い3科目になっていることが分かります。

試験概要

問題数:80問
合格点:70%以上
試験時間:3時間30分

出題内容
  • 航空気象
  • 飛行計画
  • 無線通信と無線航法機器の基本原理と使用法

INRAT

INRATは、計器飛行証明 (Instrument Rating) を取得するために必要となる筆記試験です。
合格点である70%以上の取得が定期運送用操縦士免許 (ATPL) の合格にも必要な要件となっていることが特徴的です。INRATとは単純に、INstrument RATingの略と思われます。

計器飛行証明の取得条件についてはこちらで紹介しています。

試験の特徴

教官からの推薦書の提出は不要ですが、飛行経験の要件として示されている「20時間以上の計器訓練時間」の実施の証明を提出することが求められています。

試験概要

問題数:50問
合格点:70%以上
試験時間:3時間

出題内容
  • 航空法と各種手続き
  • 航空気象
  • 飛行計器 / 航法無線機器
  • ヒューマンファクターとエアマンシップ

IATRA

IATRAは、航空機型式証明 (Aircraft Type Rating) を取得するために必要となる筆記試験です。
飛行時間250時間を持っていてこれを保有すると副操縦士として飛行することが出来るので、飛行時間として750時間以上必要な定期運送用操縦士免許 (ATPL) を取る前の軽量版ととらえる考え方もあるようです。

航空機型式証明の取得条件についてはこちらで紹介しています。

試験の特徴

試験時間が2時間と、その他の筆記試験に比べると、短い時間設定になっていますが、出題科目は9つで、幅広い知識が求められています。

試験概要

問題数:50問
合格点:70%以上
試験時間:2時間

出題内容
  1. 航空法と各種手続き
  2. 機体構造、エンジン、プロペラ、各種系統
  3. 航空気象
  4. 飛行計器
  5. 航法
  6. 無線通信と航法無線機器
  7. 飛行運用
  8. 飛行理論
  9. ヒューマン・ファクター

AIRAF

AIRAFは、飛行教育証明 (Instructor Rating) の最初のクラス4を取得するために必要となる筆記試験です。AIRAFとは、おそらくAeroplaneでのInstructor RAtingClass Fourの意味と思われます。

飛行教育証明の取得条件についてはこちらで紹介しています。

試験の特徴

試験概要

問題数:100問
合格点:70%以上
試験時間:3時間

出題内容
  1. 航空法
  2. 指導の要旨
  3. 航空関連科目

AIRAT

AIRATは、飛行教育証明 (Instructor Rating) の最初のクラス2とクラス1を取得するために必要となる筆記試験です。AIRATとは、おそらくAeroplaneでのInstructor RAtingClass Two or greaterの意味と思われます。

試験の特徴

受検しようとするクラスによって、問題は一緒ですが合格基準点が異なるという点が特徴的です。また、出題内容の項目はAIRAFとAIRATで共通ではありますが、ここではより深い知識が求められます。

試験概要

問題数:100問
合格点:クラス2は70%以上 / クラス1は80%以上
試験時間:3時間

出題内容
  1. 航空法
  2. 指導の要旨
  3. 航空関連科目

筆記試験の受検にあたっての前提条件(一般事項)

受検に際する前提条件はカナダ航空規則 (CARs) 第421.13項で定められています。

筆記試験の受検に必要な条件
  1. 航空身体適性
  2. 身分証明証
  3. 受検者の訓練に責任を有する飛行教官による推薦状
  4. 飛行経験

1. 航空身体適性

各種免許等の筆記試験の申請をするには、航空身体適性を有していなければなりません
もちろん、カテゴリーや合否内容は、その申請しようとする免許等に必要なものでなければなりません。次のいずれかの手段でその適合を証明します。

筆記試験受験に必要な航空身体適性の証明
  • 該当カテゴリーでの航空身体検査証Medical Certificate
  • 該当カテゴリーでの医療診断書Medical Assessment Letter (様式26-0)
  • 学生操縦許可(SPP)の場合は、民間航空医学証明Civil Aviation Medical Declaration (様式 26-0297)
  • 該当カテゴリーでの臨時航空身体検査証temporary Medical Certificate
  • 地域航空医学担当者Regional Aviation Medical Officerによる該当カテゴリーの健康診断報告書Medical Examination Report

2. 身分証明証

各種免許等の筆記試験の申請をするには、IDの確認が必要になります。
申請者の署名写真が掲載された公式文書official document bearing the signature and photographです。

3. 受検者の訓練に責任を有する飛行教官による推薦状

各種免許等の筆記試験の申請をする資格を得るには、試験の日から60日以内に取得する次の条件の推薦書を提出する必要があります。

推薦書
  • PPLとCPLの筆記試験申請者は、飛行訓練施設もしくは申請者の訓練に責任を有する飛行教官から預かった以下の内容を含む推薦書を提出すること。
PPL/CPLの推薦書に含む内容
  • 地上座学を完了したこと
  • 筆記試験の受検に十分な知識のレベルに達していること
  • クラス4教官のための筆記試験申請者は、地上訓練教官から預かった以下の内容を含む推薦書を提出すること。
クラス4飛行教官の推薦書に含む内容
  • 地上座学を完了したこと
  • 筆記試験の受検に十分な知識のレベルに達していること
  • 国防省出身の申請者の場合は、軍の内部規則で定められた証明を提出すること。
  • カナダとの締約国で発行された免許保有者が申請する場合は、もともと保有する免許と同等もしくはそれ以下の免許を申請する場合には、推薦書は不要。
  • 推薦書の再使用は不可であり、再受検の際には再度作成されたものを提出すること。

試験に関する規則等

試験に関する様々な規則は、カナダ航空規則 (CARs) 第400.02(1)項にて規定されています。

試験の禁止事項

筆記試験中の禁止事項
  • 試験用の冊子から全部または一部をコピーまたは切り取ること
  • 試験用の冊子から全部または一部をコピーして他人に渡すもしくは譲り受けること
  • 試験中に他人の手助けを行うもしくはそれを受けること
  • 他人に代わって受検すること
  • 試験中に認められていない機器や書かれたものを使用すること

上記の禁止事項に関与した者は試験が不合格となり、その他の試験も含め向こう1年間の受検資格が失効します。

試験に持参する道具類に関する規則

基本はペンで回答を行いますが、ざっとした計算などには鉛筆が必要とされています。
また、電子計算器は試験前後で記録機能をクリアにすれば使用可能です。ただし、文章を保存できる機能のあるコンピューターの使用は不可です。
航法機器として、定規や分度器フライトコンピューターは航法の問題の回答に必要となります。

電子フライトコンピューターは、何でも使ってよい訳でなく、下記で定められた商標のもののみが試験で使用可能とされています。

使用可能な電子航法計算器

試験で使用が認められる電子航法計算器 (フライトコンピューター)
  • Jeppesen/Sanderson PROSTAR
  • Jeppesen/Sanderson AVSTAR
  • Jeppesen TECHSTAR
  • Jeppesen TECHSTAR PRO
  • ASA CX-1a PATHFINDER
  • ASA CX-2 PATHFINDER (記録消去は電池を一旦外す)
  • ASA CX-3 Flight Computer (記録消去は電池を一旦外す)
  • CESSNA SKY/COMP
  • NAV-GEM
  • SPORTY’S E6B

現実的に現在入手可能なのは、ASAのCX-3やSPORTY’S E6Bあたりに限られると思われますが、必ずしもこれをそろえる必要はなく、手動式のE6Bなど安価なものでも普段使っているものがあれば、この使用で十分です。

受検から発行申請までの期間

筆記試験を完了してから免許等の発行をするための申請は、24ヵ月以内に完了させる必要があります。すなわち、筆記試験の合格の有効期限は2年間もあるということになるので、2年以内に申請を行う予定のある人は、受検のタイミングを伺って待つ必要はなく、早めに受検していった方が良いでしょう。

再試験に関する規定事項

試験に不合格になったり、部分合格の場合は、次の期間中は再受検資格を失います

不合格回数と再試験待機期間
  1. 初回の不合格14日間
  2. 2回目の不合格30日間
  3. 3回目の不合格60日間
  4. 4回目の不合格90日間最大7回目180日間まで

とりあえず数を撃てば当たるというものでもありません
多くの場合教官の推薦も受けて受検してますので、十分に準備をして臨みたいですね。

受検料金

2022年5月時点において、筆記試験の受検料金は次のように定められています。

筆記試験の受検料金
  • 各種免許 (PPL / CPL / ATPL) ―$112.95
  • 各種許可証・資格・証明 (PSTAR / INSTRUCTOR / INSTRUMENT / TYPE) ―$35.00
  • 部分再試験 (PPL / CPL) ―$35.00

手続きにかかる所要時間

どの試験も30営業日が標準とされています。
ただしCOVIDの影響や、混雑する時期などの申請ではこれによらない場合があるので、注意が必要ですね。

カナダ運輸省指定試験会場と認定試験官

カナダ運輸省 (TC) は、TC指定試験会場認定試験官 (AEI) について定めています。
レクリエーショナル操縦許可証自家用操縦士免許(PPL)の2つの筆記試験のみ特例として、予約が必要ではありますが、下記のような試験会場での受検が可能となっています。

所在学校等所在地電話番号認定試験官
ヴィクトリアVictoria
Flying Club
#101-1852 Canso Rd.
North Saanich, BC
V8L 5V5
250-
656-4321
Marcel Poland
ヴィクトリアPacific Sky
Aviation
1533 Kitty Hawk Rd.
North Saanich, BC
V8L 5V6
250-
656-4312
Taylor Williams/
Sophie Peschard
バウンダリーベイPacific
Flying Club
#4-4335 Skeena St.
Delta, BC V4K 0A6
604-
946-0011
Avyn Duimel
バウンダリーベイInternational
Flight Centre
Unit #1-7630
Montreal St.
Delta, BC V4K 0A7
604-
940-6383
Randell Kuan
バウンダリーベイCanadian
Flight Centre
101-7500 Ottawa St.
Delta, BC V4K 0B4
604-
946-7744
Peter Schlieck
バウンダリーベイ
(リッチモンド)
Sea Land Air
Flight Centre
Aberdeen Centre
Unit 2010-4151
Hazelbridge Way
Richmond, BC
V6X 4J7
604-
295-8176

Ext. 1108
Ida Leung
ピットメドウズPacific Rim
Aviation Academy
393-18799
Airport Way
Pitt Meadows, BC
V3Y 2B4
604-
465-3594
Arnaud Nicolas
Sandoval
ラングレーSkyquest AviationHangar #1-5333
216 St.
Langley, BC
V2Y 2N3
604-
534-6855
Ronald Bradley
Reynolds
アボッツフォードChinook Helicopters30720 Rotor Drive
Abbotsford, BC
V2T 6H5
604-
855-1100
Tracy Tonnesen
スコーミッシュC. Morin AviationGlacier Air
P.O. Box 2014
Squamish Airport, BC
V8B 0B4
604-
898-9016
Colette Cecile
Morin
カムループスTylair Aviation2845 Aviation Way
Kamloops, BC
V2B 7Y2
250-
554-3333
Sukhdeep Kaur
Raikhi
ケロウナSouthern Interior
Flight Center
200-6305 Airport Way
Kelowna, BC
V1V 1S1
250-
765-7776
Marc Anthony
Vanderaegen
キャンベルリバーSealand FlightBox 17 2000
Jubilee Parkway
Campbell River, BC
V9H 1T5
250-
923-9858
Michael Duane
Schlievert

AEI制度開始の背景

認定試験官を定めるAEIの制度は、コンピューターを利用した試験問題の配布 (CDE) が可能となったことを受け、TCが2002年に開始した制度です。

自家用操縦士免許 (PPL) までの筆記試験を対象として、飛行訓練機構に加盟しつつ学校に推薦されていることを条件として、指定する会場での受検を可能とするものです。
開始当初は、代替的な手段にすぎなかったものですが、2006年以降にこれが主流の方法として正式に定められました。

また認定試験官 (AEI) になることができるのは、21歳以上飛行訓練施設 (飛行学校等) を擁する組織に属する者とされています。

各筆記試験における学生の弱点項目の公開

カナダ運輸省 (TC) は、各筆記試験ごとに、学生の知識定着が弱いと分析される項目を公開してくれてます。

本ブログの各免許の筆記試験に関する記事では、これらの項目を赤付箋シートを使って強調しています。

筆記試験で出てくる略語

一般的な用語も多く含まれていますが、筆記試験の受検に際してはこれらの略語の中で知らないものはないようにしておきたいですね。

略語英語の意味
AAEabove aerodrome elevation
ACASairborne collision avoidance system
ACCarea control centre
ADairworthiness directive
ADFautomatic direction finder
ADIZair defence identification zone
AGLabove ground level
AIRMETshort-term meteorological information
AMEaircraft maintenance engineer
APUauxiliary power unit
ARCALaircraft radio control of aerodrome lighting
ASDAaccelerate stop distance available
ASIairspeed indicator
ASLabove sea level
ASRairport surveillance radar
ATCair traffic control
ATFaerodrome traffic frequency
ATISautomatic terminal information service
ATPLairline transport pilot licence
ATSair traffic services
AWOSautomated weather observation systems
BCback course
BFLbalanced field length
ºCdegree Celsius
C of Acertificate of airworthiness
C of Rcertificate of registration
CAMECivil Aviation Medical Examiner
CAPCanada Air Pilot
CARsCanadian Aviation Regulations
CARScommunity aerodrome radio station
CAScalibrated airspeed
CATclear air turbulence
CDIcourse deviation indicator
CFIchief flying instructor
CFSCanada Flight Supplement
CGcentre of gravity
CMNPSCanadian minimum navigation
performance specifications
CMNPSACanadian minimum navigation
performance specifications airspace
CPcritical point
CPLcommercial pilot licence
CRFICanadian Runway Friction Index
cu ftcubic feet
CVFRcontrolled visual flight rules
CVRcockpit voice recorder
CZcontrol zone
DFdirection finder
DHdecision height
DMEdistance measuring equipment
DRdead reckoning navigation
DVFRdefence visual flight rules
EATexpected approach time
EFCexpected further clearance time
EGTexhaust gas temperature
ELTemergency locator transmitter
EPRengine pressure ratio
ESCAT Planemergency security control of air traffic plan
ETAestimated time of arrival
ETDestimated time of departure
ETOPSextended range operations
by twin-engined aeroplanes
EWHeye-to-wheel height
FAAFederal Aviation Administration (U.S.)
FDupper level wind and temperature forecasts
FDRflight data recorder
FIRflight information region
FLflight level
FMSflight management system
FPDfreezing point depressant
fpmfeet per minute
FSSflight service station
ftfeet
gaccelerating force of gravity
gal.gallon
GFAgraphic area forecast
GNSSglobal navigation satellite system
GPglide path
gphgallon(s) per hour
GPSglobal positioning system
hhour
HAAheight above aerodrome
HATheight above touchdown
HFhigh frequency
HF AM/SSBhigh frequency amplitude
modulation/single side band
HI chartEnroute High Altitude Chart
hphorsepower
hPahectopascal
HSIhorizontal situation indicator
IAFinitial approach fix
IASindicated airspeed
ICAOInternational Civil Aviation Organization
IFRinstrument flight rules
ILSinstrument landing system
IMCinstrument meteorological conditions
imp.imperial
in.inch
in. lb.inch-pound
in. Hginches of mercury
INSinertial navigation system
ISAInternational Standard Atmosphere
ISOInternational Organization for Standardization
kgkilogram
kHzkilohertz
KIASknots indicated air speed
kmkilometer
ktknot
LAHSOland and hold short operations
lbpound
L/D ratiolift/drag ratio
LDAlanding distance available
LEMACleading edge of mean aerodynamic chord
LF/MFlow frequency/medium frequency
LO chartEnroute Low Altitude Chart
Mmagnetic
MACmean aerodynamic chord
MAPmissed approach point
mbmillibar
MDAminimum descent altitude
MEAminimum en route altitude
MELminimum equipment list
METARaviation routine weather report
MFmandatory frequency
MHzmegahertz
MNPSminimum navigation
performance specifications
MNPSAminimum navigation
performance specifications airspace
MOCAminimum obstruction clearance altitude
MPmanifold pressure
mphmile per hour
MRAminimum reception altitude
MSLmean sea level
MVFRmarginal visual flight rules
N1 or Nggas generator turbine rpm
N2 or Nppower turbine rpm
NATNorth Atlantic
NAVAIDnavigation aid
NDBnon-directional beacon
NMnautical mile
NORDOno radio
NOTAMnotice to airmen
OAToutside air temperature
OBSomnibearing selector
PAPIprecision approach path indicator
PARprecision approach radar
PICpilot-in-command
PIREPpilot weather report
PNRpoint of no return
pphpound(s) per hour
PPLprivate pilot licence
psipounds per square inch
PSRprimary surveillance radar
RAIMreceiver autonomous integrity monitoring
RCCrescue co-ordination centre
RCOremote communications outlet
RMIradio magnetic indicator
RNAVarea navigation
rpmrevolutions per minute
RPPrecreation pilot permit
rrpmrotor revolutions per minute
RVRrunway visual range
RVSMreduced vertical separation minimums
RWYrunway
SAESociety of Automotive Engineers
SELCALselective calling system
SGRspecific ground range
SIDstandard instrument departure
SIGMETsignificant meteorological information
SMstatute mile
SSRsecondary surveillance radar
STARstandard terminal arrival
STOLshort take-off and landing
SVFRspecial visual flight rules
Ttrue
TACANtactical air navigation aid
TAFaerodrome forecast
TAStrue airspeed
TCAterminal control area
TC AIMAeronautical Information Manual
TCAStraffic alert and collision avoidance system
TCUterminal control unit
TDZtouchdown zone
TEMACtrailing edge of mean aerodynamic chord
T/Otakeoff
TODAtake-off distance available
TORAtake-off run available
TOTturbine outlet temperature
TSBTransportation Safety Board of Canada
UHFultrahigh frequency
UNICOMuniversal communications
U.S.United States
UTCCo-Ordinated Universal Time
VASISvisual approach slope indicator system
VDFVHF direction-finding
VFRvisual flight rules
VFR OTTVFR over-the-top
VHFvery high frequency
VLFvery low frequency
VMCvisual meteorological conditions
VNCVFR Navigation Chart
VOLMETIn-flight meteorological information
VORVHF omnidirectional range
VORTACcombination of VOR and TACAN
VOTVOR receiver test facility
VSIvertical speed indicator
VTAVFR Terminal Area Chart
ZCo-Ordinated Universal Time (UTC)
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