カナダでパイロットになるための最初の難関「PSTAR」とは?

FLIGHT

PSTARとは?

PSTARピースターとは、カナダでパイロットを目指す全ての学生が合格しなくてはならない学科試験のことで、どんなパイロットも安全な飛行のためには、

  • 各種航空法規
  • 航空交通管制要領

 を理解しておく必要があるためとされて義務付けられている試験です。

もともとは、Pre-Solo Test of Air Regulationsソロ飛行実施前の航空法規に関する学科試験 の略ですが、Transport Canadaカナダ運輸省 によると、 現在では

Student Pilot Permit or Private Pilot License for Foreign and Military Applicants, Aviation Regulation Examination(学生飛行許可 または 外国人と空軍パイロット候補生の自家用操縦士免許取得のための航空法規試験)と位置付けられています。 当然、日本ではこのような試験の制度はありません。

どんな試験?

Transport Canadaカナダ運輸省 に認可された各学校等の責任で実施可能です。

試験会場に行く必要もなければ、事前に予約する必要すらないものです。

合格点:正答率90%以上

問題形式:50問の択一式(すべて4択)

PSTARの出題項目一覧

  • Collision Avoidance(衝突防止法について)
  • Visual Signals(視覚信号について)
  • Communications(通信法について)
  • Aerodromes(飛行場について)
  • Equipment(装備品について)
  • Pilot Responsibilities(操縦士の責任について)
  • Wake Turbulence(後方乱気流について)
  • Aeromedical(航空医学/生理学について)
  • Flight Plans and Flight Itineraries(飛行計画について)
  • Clearances and Instructions(クリアランス・インストラクションについて)
  • Aircraft Operations(航空機の運航法について)
  • Regulations – General Airspace(空域に関する各種規程について) 
  • Controlled Airspace(管制空域の飛行法について)
  • Aviation Occurrences(航空事故要因について)

どんな勉強をしたらいい?

問題も公開されているので、合格するための勉強自体は難しいものではありません。
準備は早めに終わらせて、早めに試験を受け終わりたいところです。

人によっては、受かるためだけの試験と捉えて、問題と解答を覚えてしまえばいいという考えもあります。

しかし、これらをわざわざ試験として与えられた意義を考えてみれば、ちょっとでもこの勉強に時間を費やさなくてはならないなら、必要な知識としてインプットしてしまった方がおトクなのではないかというのが僕の考えです。

アプリを利用した勉強法

多くのアプリが開発・利用されています。
体験的に数問を利用して、利用しやすいようであれば購入して利用するスタイルのものが多くあります。

個人的にはアプリを利用せずとも下記ウェブサイトを利用して勉強していくのでも十分かと考えています。

解説サイトを利用した勉強法

PSTARの解説を行ってくれている英語サイトはかなり多く見つけることができます。
ここでは、僕のオススメの解説サイトを紹介します!

PRINCIPAL AIR

こちらはBC州のAbbotsfordアボツフォード空港に所在する飛行学校が運営しているウェブサイトで、サイトのデザインは若干00’s年代を感じさせるものの、内容や解説は的確で、特に問題ごとにその場で解答を見られること、ワンクリックで解説を閲覧できることは素晴らしい構造と言えます。

NIZUS

登録が必要ですが、一度登録してしまえばPSTARに関する問題は無料で利用することができます。50問×4種類の問題が用意されていて、根拠ある解説もついているので、勉強しながら対策をしていくには見やすく便利なページとなっています。ただし、問題の中には一部古いと思われるものも含まれているので、そこには注意が必要です。

ROBYN’S FLYING START

老舗感溢れるRobynさんのウェブサイトです。更新が長期停止しており、内容がやや古い面があるものの、ジョークを交えながら楽しく解説してくれる優しいサイトです。 

日本語での解説記事

日本語で基礎知識を理解しながら、上記サイトを活用して勉強を進めていくことが最適と考え、日本語で理解できる記事を作成しました。内容が多くなってしまったので、前編と後編に分かれています。

日本語での理解から英語での問題挑戦にできるだけ円滑に進めるように、ルビを活用して英語表記の併記にも努めていますので、是非ご活用ください!

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