カナダ運輸省(TC)による筆記試験の措置について

この免除の目的は、ジャイロプレーンやレクリエーショナルの操縦許可証及び自家用操縦士免許(PPL)の受検者で、筆記試験を受検しようとする場合、本来は10時間の飛行経験がなければ筆記試験の受検資格を満たしませんが、例外規定として5時間以上の飛行経験があれば筆記試験を受検することができます。

また、その他の許可証や、免許証、資格の筆記試験受験に際しても、必要な飛行時間経験は50％以上が必要と定められていますが、この例外規定により25％あればよいことになっています。

運輸大臣が認定するカテゴリー1の航空身体適性を保有しているが事業用操縦士免許(CPL)の有効期間としては期限切れとなっている受検者に対し、自家用操縦士免許(PPL)の効力を認めるもので、併せてカテゴリー3の航空身体適性を有している者については事業用操縦士免許(CPL)、定期運送用操縦士免許(ATPL)、または飛行教育証明の筆記試験の受検を認める措置です。

同様の例外規定が飛行実技検定の受検についても認められています。