第3部 訓練計画
本記事は、4部で構成される飛行教官ガイドの第3部に基づくものです。
「飛行教官ガイド」の4部構成
第1部「学習と学習要素」
第2部「地上/飛行指導シラバス」
第3部「訓練計画の作成」
第4部「よくある質問」
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自家用操縦士免許 (PPL) 取得に向けた飛行シラバス
以下の自家用操縦士免許 (PPL) 訓練シラバスの訓練計画では、新しく教官になった者を対象にガイダンスを提供し、経験豊富な教官にすぐに参照できるようにしています。
次回の訓練に進む前に、関係する飛行時間に関係なく、各課目で必要な能力を達成することが不可欠であるため、飛行時間は指定されていません。
飛行教官は概説されているように、これらの授業計画に注意深く従うことが推奨されますが、個々の飛行教官の個人的な指導技術によりこのシラバスを一部改変して実施することも可能ですが、その場合には書き留めたり注意深くしたがう必要があります。
いずれの場合でも、航空機の使用可能性 / 地理的位置 / 気象条件などの個別の状況によっては、訓練計画の掲載順から変更を加えて実施することが必要になる場合があります。
各訓練計画が必ずしも1回のフライトでできるというわけではないことを明確に理解しておく必要があります。飛行回数は、訓練計画の内容や学生の能力によって異なります。
訓練計画に含まれる資料の参照マニュアルは、カナダ運輸省 (TC) が発行する飛行訓練マニュアルです。
教材は訓練内容によって異なりますが、模型飛行機 / 黒板 / 各機ごとの飛行マニュアルはいずれの場合も実質的に不可欠と言えます。
飛行前ブリーフィング
学生が上空訓練で何が行われるかを正確に理解できるようにするには、飛行前ブリーフィングを実施する必要があります。
これは基本的に本ガイドの第②部の「上空指導」の項を活用し、理論的な指導を避けながら、重要な側面を含む実践的なブリーフィングです。
飛行前ブリーフィングは、上空指導の直前に行う必要があります。予定する飛行内容の要点を確認し、学生は簡単に質問して、上空課目を進めるのに十分な理解があるかどうかを判断する必要があります。
飛行教官ガイドの第④部には、学生の上空課目に関する知識を判断するために使用できる典型的な質問例が記載されています。
各訓練計画では、指導 / 確認 / 訓練すべき上空課目の概要について示し、現段階で学生に期待される能力レベルが記されています。
完璧が目標であることを念頭に置き、連続して行う各フライトで、教官はその目標に向けたパフォーマンス基準を示していきます。
第①部で示される学習要素の「優位 (Primacy)」によれば、次回の訓練で指導する新たな課目について短時間の教示を提供するために、可能な限りいつでも準備を整えておきます。
この際に実施する教示は、必ずしも飛行中に説明を行う必要もなく、あくまで基本的な慣熟が目的であり、学生が飛行訓練マニュアルの該当課目に関する項目を読んだ際の理解の助けとなります。
飛行後デブリーフィング
訓練飛行の最後に行われる飛行後デブリーフィングは、学生と話し合う機会を与え、訓練のポイントを明確にするために不可欠です。
次回の訓練の準備をするための研究課題について、飛行後ブリーフィングの中で付与します。
各訓練計画の概要一覧
訓練計画1
訓練計画1 同乗教育
訓練計画1の概要
- 最初の訓練は、航空機とその主要構成品の紹介、パイロット運用ハンドブックとその運用文書類で構成
- これに引き続き、慣熟飛行といくつかの基本的な指導を実施
近隣飛行場への短い往復場外飛行は、多くの場合に新たな学生の興味を刺激するのに効果的 - この訓練終了後、学生は教官の指示を受けながら使用飛行場付近まで帰投可能に
航空機への慣熟
- 航空機関連書類
- 重量平衡
- 補助的な管理事項
- 飛行前点検
- コックピット慣熟
- 操縦士用運用ハンドブック
- 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
- 次回の訓練内容を指定
訓練計画2
訓練計画2 同乗教育
訓練計画2の概要
- 本訓練計画では、基本的な飛行法に関する指導と訓練を実施
- 学生は、教官が示す適当な精度で、補助を受けることなく基本的な上昇降下 / 旋回 / 水平飛行を行うことが可能に
次回の訓練計画に進む前に、場周経路の離脱 / 再進入時の飛行要領を明確に理解しておく必要あり
- 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
- 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
- 機外点検要領とエンジン始動、学生の責任
- 減速飛行時の水平直線飛行
- 指定高度への上昇と降下
- 上昇/降下旋回
訓練計画3
訓練計画3 同乗教育
訓練計画3の概要
- 本訓練計画では、前回の訓練で実施した上空課目をまとめて実施
- 航法の時間計測訓練として、訓練空域への進出時間を算出
- 学生が選定速度における水平飛行や中程度水平旋回の実施中に高度を維持することができ、指定速度からのわずかな瞬間的な逸脱で事前選定速度で上昇降下ができる場合には、次回の訓練計画に進むことができる
- 出発飛行場への帰投と場周経路への再進入は、教官の指導なく実施する必要あり
- 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
- 次回の訓練内容を指定
訓練計画4
訓練計画4 同乗教育
訓練計画4の概要
- 本訓練計画では、前回の訓練計画において速度管制の訓練中に学生が習得した技法を活用し、機体の最大上昇角と最大上昇率の各速度による上昇に移行
- 高度や速度を維持するための精確さは、飛行距離や耐空時間飛行を学習する際の目標であり、学生は次回の訓練計画に進む前に、理想的なパフォーマンスからの軽微な変動のみで教官の指導なくこれを実施
- この訓練とそれ以降では、学生は飛行前点検 / エンジン始動と停止 / 無線通信 / 地上滑走 / 駐機 / エンジンの試運転について、通常ではない環境や新しく不慣れな状況である場合を除き、責任を負って教官による指示を受けることなく実施
- 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
- 次回の訓練内容を指定
訓練計画5
訓練計画5 同乗教育
訓練計画5の概要
- 学生は、この訓練計画において姿勢 / 出力 / 速度の管制をより精確にするよう努力し、低速飛行と失速の飛行法に移行
- 低速飛行における低速飛行範囲 / パワーオン失速は、「訓練計画6」に続く
- 本訓練計画の終盤までに基本的な課目の訓練を続け、低速飛行範囲内の低速側で飛行しつつ高度を維持でき、理想的な飛行法や能力から軽微な変動のみで単純なパワーオフ失速から出力を使用しない回復操作ができること
- 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
- 次回の訓練内容を指定
訓練計画6
訓練計画6 同乗教育
訓練計画6の概要
- 本訓練計画ではこれまで実施した課目を復習し、全低速飛行範囲での低速飛行 / 失速 / 初期スピンに移行
- 本訓練計画の終了までに、学生は全低速飛行範囲において水平 / 直進上昇降下 / 旋回中の機体の操縦ができること
- 学生が低速飛行の「感触」を学ぶ当初の間は、理想的な飛行諸元からのほどほどの大きな変動は許容
- 学生は本訓練計画の終盤までに、失速やスピンからの回復時に遭遇する可能性のある異常姿勢に慣熟し、高度損失を最小限に抑制しつつ失速や初期スピンからの回復が可能
- 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
- 次回の訓練内容を指定
訓練計画7
訓練計画7 同乗教育
訓練計画7の概要
- 本訓練計画では、離着陸や場周経路での飛行法に備え、以前に実施した飛行法や手順を復習
- スパイラル降下からの回復を教示し、訓練
離着陸訓練の開始前に、調和がとれ速度管制されたすべての操縦において許容できる技量への到達が必要 - 本訓練計画の実施中、学生は理想的なパフォーマンスから軽微な変動のみで全低速飛行速度範囲内で機体を制御すること、教官の指示を受けることなく場周経路への進入や着陸進入の実施、パワーオフ / オン失速と初期スピン自体を認識し、そこから回復する技量の習得が必要
- 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
- 次回の訓練内容を指定
訓練計画8
訓練計画8 同乗教育
訓練計画8の概要
- 本訓練計画では、離着陸の集中訓練を実施
- 退屈感やいらいら感の緩和が必要な場合は、前回の訓練内容「訓練計画7」の全部もしくは一部を再実施して飛行内容の一部として実施したり、急旋回に関する指導を実施
- 本訓練計画に習熟するまでには、学生は指導を受けることなく離着陸や場周経路飛行が実施可能
- 場周経路における想定の不時着陸訓練は、この訓練中もしくはそれ以降で予告なしのポイントで実施
- フラップを使用する代わりに横滑り飛行を実施
- 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
- 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
- 無線機故障時の手順
- 滑走路変更時の手順
- 着陸時に機体が跳ねた場合の回復法
- 進入復行
訓練計画9
訓練計画9 同乗教育
訓練計画9の概要
- 本訓練計画では、学生に高度な技量が期待される点において「訓練計画8」とは異なる
- 滑走路変更 / 無線機故障時の手順 / バウンスからの回復法を実施する必要あり
- 本訓練計画の完了をもって、学生は最初の単独検定飛行の準備が完了
- 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
- 次回の訓練内容を指定
訓練計画10
訓練計画10 同乗教育
訓練計画10の概要
- 本訓練計画の完了時に、学生は最初の単独飛行の実施を保証するのに十分な能力を示す必要あり
- 教官は学生に最初の単独飛行の実施を承認する前に、滑走路変更 / 通信機故障時の手順 / 他機との飛行間隔 / 着陸復行要領 / 後方乱気流の回避など、各種飛行法や操作法についての学生の理解度を確認
訓練計画11
訓練計画11 単独飛行
訓練計画11の概要
- 必要なブリーフィングを実施後、学生は最初の単独飛行の承認を受ける
- これは記憶に残る機会であり、飛行前のブリーフィングは簡潔だが適切に実施
- まずは学生を祝福し、発生した可能性のある問題を明確化
訓練計画12
訓練計画12 同乗教育
訓練計画12の概要
- 本訓練計画の直後には、通常「訓練計画13」、単独の離着陸、場周飛行に続く
- 教官は、追加の単独場周飛行を許可する前に、学生が現在または今後予想される交通状況や気象条件下で機体を取り扱える能力があることを確認
- 「訓練計画12」は、学生が確認飛行なく単独場周飛行に送り出せるようになるまで、必要なだけ反復訓練
- 定点着陸を強調し、場周飛行の進捗状況確認を実施する中で、最小滑走離陸と短距離や不整地着陸の慣熟に向けた教示を実施
- 次回の単独サーキット訓練に向けて学生にブリーフィングを実施
訓練計画13
訓練計画13 単独飛行
訓練計画13の概要
- 本訓練計画では、学生が十分な離着陸や場周飛行の経験を積み、より高度な課目や横風離着陸など高度な技量を必要とする離着陸ができると保証されるまで、必要なだけ反復訓練
- これらの単独訓練飛行は、必要に応じ同乗教育での技量進捗確認と交互に実施
- 能力向上に向けた継続的な進歩は、監督的立場にある教官が強調
- 「何をすべきか」「問題にどう対処するか」「安全配慮」の明確化
訓練計画14
訓練計画14 同乗教育
訓練計画14の概要
- 飛行技法の混同を避けるため、本訓練計画と「訓練計画16」の組み合わせは非推奨
- 既存の条件下で、学生が課目に必要な速度で機体を安全に飛行できる能力があると認められた場合、「訓練計画15」に移行可能
- これらの課目について今後の単独訓練に向けてブリーフィングを実施
訓練計画15
訓練計画15 単独飛行
訓練計画15の概要
- 「訓練計画14」で十分な同乗教育を実施後、学生に単独訓練を許可
- 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
- 次回の訓練内容を指定
訓練計画16
訓練計画16 同乗教育
訓練計画16の概要
- 飛行技法の混乱を避けるため、本訓練計画と「訓練計画14」の組み合わせは非推奨
- 既存の条件下で、学生が訓練に必要な速度で機体を安全に飛行できることが認められた場合、「訓練計画17」の単独訓練へ移行可能
- これらの課目について今後の単独訓練に向けてブリーフィングを実施
訓練計画17
訓練計画17 単独飛行
訓練計画17の概要
- 「訓練計画16」で十分な同乗教育を行った後、学生に単独訓練が許可される
訓練計画18
訓練計画18 同乗教育
訓練計画18の概要
- 単独飛行前の場周飛行訓練において、通常この訓練計画を「訓練計画9」などと組み合わせて実施可
- 条件次第では、学生の技量水準が継続的に示されていれば、横風離着陸について指導し、単独飛行訓練も許可
- 該当する場合には、他機が着陸に使用する使用滑走路以外の滑走路の使用に関連した安全事項について強調
- 以後の同乗教育においては、本訓練計画は他の訓練計画と併せて実施される場合あり
訓練計画19
訓練計画19 単独飛行
訓練計画19の概要
- 本訓練計画は通常、横風離着陸について単独飛行訓練を許可できる技量水準の到達に向けた同乗飛行教育である「訓練計画18」に引き続き実施
- 以降の訓練で状況が許せば、横風離着陸を他の訓練計画の中に追加して実施
訓練計画20
訓練計画20 同乗教育
訓練計画20の概要
- 本訓練計画では、訓練空域の慣熟と単独局地訓練飛行に備えた単独飛行前の操縦法の確認を実施
- 針路算出 / ETA / 地図判読の航法訓練は、訓練空域への往復の飛行中に実施
- 訓練計画完了時、学生は指定の訓練空域における局地単独飛行訓練を許可できる技量水準に達していること
- これらの課目について今後の単独訓練に向けてブリーフィングを実施
訓練計画21
訓練計画21 単独飛行
訓練計画21の概要
- 本訓練計画は、学生の必要度に応じ反復可
- 「訓練計画20」における全訓練課目は必要に応じ承認を受ける必要があり、学生は精度向上や調和のとれた飛行の実施に向け努力
- 使用飛行場から離れる最初の単独飛行となるため、飛行安全 / 適切な見張り / 飛行場への早期帰投が必要な気象条件など、状況に応じて話し合う必要あり
- 地図判読の訓練は、日頃の定例的な課目訓練から代わるものとして実施を推奨
- 本訓練計画完了後、学生は自信と余裕をもった飛行法を身に付け、指導の新たな領域に入っていく
次回訓練の予習
- 以前に実施した課目のレビューと同乗飛行での高水準化
- 不時着陸
** Reference GAAC 2004-02
訓練計画22
訓練計画22 同乗教育
訓練計画22の概要
- 場外飛行訓練が近づいているため、本訓練では飛行中に遭遇する可能性のある緊急事態への対処法を準備
- 低速飛行や急上昇旋回における失速など、以前に同乗教育で実施した高度な課目内容について訓練し、「訓練計画24」に向け単純な不時着陸訓練を実施
- 本飛行以降における最終目標設定のため、飛行検定基準の要件について紹介
- 次回の飛行で単独訓練する課目の要点について学生に質問
訓練計画23
訓練計画23 単独飛行
訓練計画23の概要
- 本訓練計画では、「訓練計画21」と「訓練計画22」を論理的に発展させたものであり、精度とコーディネーション能力の向上が目的
- PPLの飛行検定基準を意識し制限内での訓練を追求し、単独訓練における目標として割り当て
- 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
- 次回の訓練内容を指定
** Reference GAAC 2004-02
訓練計画24
訓練計画24 同乗教育
訓練計画24の概要
- 本訓練計画では、使用する着陸地において、必要な「実際の」雰囲気に則した接地を実際にできれば、非常に有意義
- しかし教官は監督を行いつつ、着陸地に向けた進入や着陸地の選定をする十分な機会を学生に付与
- 飛行場に帰投後、利用可能であればDFステアや緊急レーダー支援の使用などについて教示
- 上記訓練は、教官が管制官を模擬して訓練も可能
- これらの課目について今後の単独訓練に向けてブリーフィングを実施
訓練計画25
訓練計画25 単独飛行
訓練計画25の概要
- 本訓練計画では、学生が単独での場外飛行を試みる前に十分に有しておかなければならない事項について強化
- 飛行検定の基準値内での急旋回の実施も目標
- 不時着陸や予防着陸において復行前にどこまで降下するかの最低高度を設定し、学生に明確に理解させる
- 本訓練計画完了時に、学生は単独の場外飛行で遭遇する可能性のあるほとんどの航法上や気象上の緊急事態に対処できる能力を備えている必要あり
注:単独飛行時の予防着陸訓練の承認には、学校の方針を適用
- 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
- 次回の訓練計画の学習内容を指定
訓練計画26
訓練計画26 同乗教育
訓練計画26の概要
- パイロット航法 / 推測航法 / 必要に応じ無線航法援助施設を利用した約2〜3時間の飛行時間となる三角形の経路による場外飛行
- 本訓練完了後、学生は不慣れな地形においても単独のVFR航法ができ、一般的な場外の状況に対処できるようになる
- 飛行に関するすべての面を慎重に網羅し、必要に応じ曖昧な点を明確化
次回訓練の予習
- 単独場外飛行
- 課題の指定
- 資料等の準備
- 航法ログの準備
- 飛行ログの準備
訓練計画27
訓練計画27 単独飛行
訓練計画27の概要
- 出発飛行場を除く2つの飛行場で着陸し、120NM以上の三角形経路の飛行を実施し、PPLの取得要件を満足する内容として実施
- 本訓練計画完了時には、学生は自らの責任でVFR場外飛行を実施できる能力を備えていること
- 予期しないインシデントの発生可能性について話し合い、明確化
訓練計画28
訓練計画28 同乗教育
訓練計画28の概要
- 本訓練計画は、PPLの飛行検定を完全に模擬した内容に関する学生のパフォーマンスについて教官が最初に評価を実施するもの
- 訓練の最後における話し合いで、次回の訓練での修正に向け不備事項があれば慎重に指摘
- 不足点に関する徹底的なレビューと、適切な修正法に関する完全な説明
訓練計画29
訓練計画29 単独飛行
訓練計画29の概要
- 場外飛行以外のPPLの飛行検定に必要な全課目について、既に生じている要改善事項を強調して訓練を実施
- 本訓練計画は、「訓練計画30」の完了後に全体または一部を繰り返して実施可能
- 各課目について慎重に話し合い、学生が飛行検定における各種制限と要件を完全に理解していることを確認し、問題のある部分を明確化
次回訓練の予習
- PPL飛行検定に向けて学生を推薦するための飛行教官によるチェック
訓練計画30
訓練計画30 同乗教育
訓練計画30の概要
- 本訓練計画では、検定官や指定飛行検定審査官が実施するPPL飛行検定の内容と全く同じように、教官が実施
- 学生は、必要なすべての飛行検定内容や操縦について、飛行検定標準にしたがって、許容範囲内で実施できること
飛行検定への推薦の署名を行う前に、学生がPPLに関する飛行経験の要件をすべて満たしているかどうかを判断するのは、飛行教官の責任です。
訓練計画31
訓練計画31 同乗教育
PPL飛行実技検定
訓練計画31の概要
- 自家用操縦士免許 (PPL) の飛行検定開始前に、学生はできるだけリラックスすること
- 検定後のデブリーフィングに出席し、学生を支援し検定官からのコメントを受領することは飛行教官の責任
飛行教官ガイドまとめ①~④
https://flyinbc.com/inst-guide3
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