飛行教官ガイド「飛行機教育全般」③訓練計画の作成

FLIGHT

第3部 訓練計画

本記事は、4部で構成される飛行教官ガイドの第3部に基づくものです。

「飛行教官ガイド」の4部構成

第1部「学習と学習要素」
第2部「地上/飛行指導シラバス」
第3部「訓練計画の作成」

第4部「よくある質問」

自家用操縦士免許 (PPL) 取得に向けた飛行シラバス

以下の自家用操縦士免許 (PPL) 訓練シラバスの訓練計画では、新しく教官になった者を対象にガイダンスを提供し、経験豊富な教官にすぐに参照できるようにしています。
次回の訓練に進む前に、関係する飛行時間に関係なく、各課目で必要な能力を達成することが不可欠であるため、飛行時間は指定されていません。

飛行教官は概説されているように、これらの授業計画に注意深く従うことが推奨されますが、個々の飛行教官の個人的な指導技術によりこのシラバスを一部改変して実施することも可能ですが、その場合には書き留めたり注意深くしたがう必要があります。
いずれの場合でも、航空機の使用可能性 / 地理的位置 / 気象条件などの個別の状況によっては、訓練計画の掲載順から変更を加えて実施することが必要になる場合があります。

各訓練計画が必ずしも1回のフライトでできるというわけではないことを明確に理解しておく必要があります。飛行回数は、訓練計画の内容や学生の能力によって異なります。
訓練計画に含まれる資料の参照マニュアルは、カナダ運輸省 (TC) が発行する飛行訓練マニュアルです。
教材は訓練内容によって異なりますが、模型飛行機 / 黒板 / 各機ごとの飛行マニュアルはいずれの場合も実質的に不可欠と言えます。

飛行前ブリーフィング

学生が上空訓練で何が行われるかを正確に理解できるようにするには、飛行前ブリーフィングを実施する必要があります。
これは基本的に本ガイドの第②部の「上空指導」の項を活用し、理論的な指導を避けながら、重要な側面を含む実践的なブリーフィングです。

学生に対する飛行前ブリーフィングの要点
  • 何をするか
  • どうやってするか
  • 安全上の考慮事項

飛行前ブリーフィングは、上空指導の直前に行う必要があります。予定する飛行内容の要点を確認し、学生は簡単に質問して、上空課目を進めるのに十分な理解があるかどうかを判断する必要があります。
飛行教官ガイドの第④部には、学生の上空課目に関する知識を判断するために使用できる典型的な質問例が記載されています。

各訓練計画では、指導 / 確認 / 訓練すべき上空課目の概要について示し、現段階で学生に期待される能力レベルが記されています。
完璧が目標であることを念頭に置き、連続して行う各フライトで、教官はその目標に向けたパフォーマンス基準を示していきます。

第①部で示される学習要素「優位 (Primacy)」によれば、次回の訓練で指導する新たな課目について短時間の教示を提供するために、可能な限りいつでも準備を整えておきます。
この際に実施する教示は、必ずしも飛行中に説明を行う必要もなく、あくまで基本的な慣熟が目的であり、学生が飛行訓練マニュアルの該当課目に関する項目を読んだ際の理解の助けとなります。

飛行後デブリーフィング

訓練飛行の最後に行われる飛行後デブリーフィングは、学生と話し合う機会を与え、訓練のポイントを明確にするために不可欠です。
次回の訓練の準備をするための研究課題について、飛行後ブリーフィングの中で付与します。

各訓練計画の概要一覧

訓練計画同乗/単独訓練概要
1同乗慣熟
2同乗
3同乗
4同乗
5同乗
6同乗
7同乗
8同乗
9同乗
10同乗
11単独初ソロ
12同乗
13単独
14同乗
15単独
16同乗
17単独
18同乗
19単独
20同乗
21単独
22同乗
23単独
24同乗
25単独
26同乗中距離航法
27単独中距離航法
28同乗飛行検定準備
29単独飛行検定準備
30同乗検定前確認
31同乗検定

訓練計画1

訓練計画1 同乗教育
訓練計画1の概要
  • 最初first訓練lessonは、航空機aircraftとその主要major構成品componentsの紹介introductionパイロットPilot運用OperatingハンドブックHandbookとその運用operational文書documents類で構成
  • これに引き続き、慣熟飛行familiarization flightいくつかの基本basic的な指導instructionを実施
    近隣nearby飛行場airportへの短いshort往復場外飛行out and back cross-countryは、多くの場合にnewたな学生student’s興味interest刺激すstimulatingるのに効果的effective
  • この訓練終了completion後、学生studentは教官の指示directionを受けながら使用飛行場home base付近vicinityまで帰投back可能に
航空機への慣熟
  • 航空機関連書類Aircraft Documents
  • 重量平衡Weight and balance
  • 補助的な管理事項Ancillary controls
  • 飛行前点検Pre-flight inspection
  • コックピット慣熟Cockpit familiarization
  • 操縦士用運用ハンドブックThe Pilot Operating Handbook
LP1飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP1上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
エンジン始動*   
無線通信*   
タクシー*   
離陸前点検*   
離陸/場周離脱/上昇*   
航法(地形目標/針路)*   
空域慣熟*   
姿勢と運動*   
水平直線飛行*   
旋回*   
航法(向首/針路)*   
場周合流/進入/着陸
タクシー/駐機
*   
LP1飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
  • 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
  • 水平直線飛行上昇降下旋回場周離脱進入

訓練計画2

訓練計画2 同乗教育
訓練計画2の概要
  • 訓練計画Lesson Planでは、基本basic的な飛行manoeuvresに関する指導instruction訓練practiceを実施
  • 学生は、教官instructorが示す適当suitable精度tolerancesで、補助を受without assistanceけることなく基本basic的な上昇climbs降下descents / 旋回turns / 水平level飛行を行うことが可能に
    次回の訓練Lesson計画Plan進むadvancing前に、場周circuit経路の離脱leaving / 再進入rejoining時の飛行要領procedures明確clear理解しunderstandingておく必要あり
LP2飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP2上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
飛行前点検*    
エンジン始動 *   
無線通信手順*    
タクシー *   
離陸前点検 *   
離陸/場周離脱/上昇*    
航法(訓練空域
への目標/針路)
*    
姿勢と運動 *   
水平直線飛行 *   
緩旋回/中程度旋回 *   
上昇/降下 *   
上昇/降下旋回 *   
マグコンパス*    
方位計*    
航法(空港帰投
の向首/針路)
*    
場周合流/進入/
着陸/タクシー/駐機
*    
LP2飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
  • 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
  • 機外点検要領エンジン始動学生の責任
  • 減速飛行時の水平直線飛行
  • 指定高度への上昇と降下
  • 上昇/降下旋回

訓練計画3

訓練計画3 同乗教育
訓練計画3の概要
  • 訓練計画Lesson Planでは、前回previous訓練lesson実施coveredした上空課目air exercisesまとめconsolidation実施
  • 航法navigational時間計timing訓練practiceとして、訓練空域training areaへの進出時間time en route算出calculated
  • 学生student選定速度selected airspeedsにおける水平飛行level flight中程度水平旋回level medium turnsの実施中に高度height維持maintainすることができ、指定速度assigned airspeedsからのわずかな瞬間的momentary逸脱deviations事前選定速度pre-selected airspeeds上昇降下climb and descendができる場合には、次回next訓練計画lesson plan進むAdvancementことができる
  • 出発飛行場airportへの帰投return場周circuit経路への再進入rejoiningは、教官の指導なくwithout assistance実施performedする必要あり
LP3飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP3上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
飛行前点検   *  
エンジン始動   *  
無線通信手順  *  
タクシー   *  
離陸/上昇 *   
場周経路からの出発  *  
航法(針路/タイミング)  *   
水平直線飛行(各種速度) *   
上昇(各種速度) *   
降下(各種速度) *   
上昇/降下旋回   *  
飛行範囲/耐久*    
航法(針路/高度)  *  
場周合流/進入  *  
着陸*    
タクシー/駐機  *  
LP3飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
  • 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
  • 飛行距離飛行耐久性 (飛行可能時間)

訓練計画4

訓練計画4 同乗教育
訓練計画4の概要
  • 訓練計画Lesson Planでは、前回previous訓練計画lesson planにおいて速度管制control of airspeed訓練developing中に学生student習得attainedした技法skills活用usedし、機体aircraft’s最大上昇角best angle最大上昇率best rate of climbの各速度speedによる上昇climbing移行progressing
  • 高度altitude速度airspeed維持maintainingするための精確Accuracyさは、飛行距離fly for range耐空時間endurance飛行を学習learnsする際の目標goalであり、学生student次回next訓練計画lesson plan進むadvancing前に、理想的なパフォーマンスからの軽微minor変動variationsのみで教官の指導なくwithout assistanceこれを実施perform
  • この訓練lessonとそれ以降hereafterでは、学生は飛行前pre-flight点検inspection / エンジンengine starting始動停止shut-down / 無線通信radio communications / 地上滑走taxiing / 駐機parking / エンengineジンの試運転run-upについて、通常unusualではない環境circumstancesnewしく不慣れunfamiliar状況situationsである場合を除きexcept責任responsibleを負って教官instructorによる指示をwithout direction受けることなく実施
LP4飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP4上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
飛行前点検/無線通信
エンジン始動/
タクシー/試運転
  *  
離陸  *    
場周出発  *  
航法
(空域への地図判読)
  *  
上昇/上昇旋回  *  
降下/降下旋回  *  
水平直線飛行/中旋回   *  
最大上昇角/上昇率
速度での上昇
 *   
水平飛行速度変換 *   
飛行距離 *   
飛行可能時間 *   
低速飛行*    
パワーオフ失速*    
航法
(飛行場への地図判読)
  *  
飛行場進入/場周進入  *  
着陸 *   
無線通信/タクシー/
エンジン停止
  *  
LP4飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
  • 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
  • 低速飛行 (スローフライト)
  • 失速 (ストール)

訓練計画5

訓練計画5 同乗教育
訓練計画5の概要
  • 学生studentは、この訓練計画Lesson Planにおいて姿勢attitude / 出力power / 速度airspeed管制controlをより精確にgreater accuracyするよう努力strivingし、低速飛行slow flight失速stallsの飛行法に移行introduced
  • 低速飛行slow flightにおける低速飛行範囲lower speed range / パワーpower-onオン失速stallsは、「訓練計画6Lesson Plan No. 6」に続くfollow
  • 訓練計画Lesson Plan終盤endまでに基本basic的な課目exercises訓練practise続けcontinuing低速飛行範囲slow flight range内の低速側down to mid-point飛行flyingしつつ高度altitude維持maintainでき、理想的ideal飛行法in-flight skill能力abilityから軽微な変動only minor variationsのみで単純simpleなパワーpower-offオフ失速stallsから出力を使用しpower-offない回復操作recovery actionができること
LP5飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP5上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
離陸/場周離脱  *  
航法(針路/タイミング)  *  
水平直線飛行/
旋回/上昇降下
  *  
水平飛行速度変換  *  
飛行距離  *  
飛行可能時間  *  
低速飛行 *   
パワーオフ失速 *   
パワーオン失速*    
初期スピン*    
航法(帰投のための
地図判読or
無線航法機器の使用)
 *   
飛行場進入/場周進入  *  
着陸 *   
無線通信/タクシー/
エンジン停止
  *  
LP5飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
  • 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
  • パワーオン失速要領
  • 初期スピン

訓練計画6

訓練計画6 同乗教育
訓練計画6の概要
  • 訓練計画Lesson Planではこれまpreviousで実施した課目exercises復習reviewsし、full低速飛行範囲slow flight speed rangeでの低速飛行slow flight / 失速stalls / 初期incipientスピンspins移行introducing
  • 訓練計画Lesson Plan終了endまでに、学生studentfull低速飛行範囲l slow flight speed rangeにおいて水平level / 直進straight上昇降下climbing and descending / 旋回turning中の機体aircraft操縦manoeuvreできるcompetentこと
  • 学生student低速飛行slow flightの「感触feel」を学ぶlearning当初initiallyの間は、理想ideal的な飛行諸元からのほどほどReasonably大きlarge変動variations許容acceptable
  • 学生studentは本訓練計画Lesson Plan終盤endまでに、失速stallsスピンspinからの回復recoveries時に遭遇encounteredする可能性のある異常姿勢unusual attitudes慣熟comfortableし、高度損失loss of height最小限minimumに抑制しつつ失速stalls初期incipientスピンspinsからの回復recovering可能competent
LP6飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP6上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
離陸/場周離脱  *  
航法(針路/ETA)  *  
水平直線飛行/
旋回/上昇降下
  *  
飛行距離と時間  *  
低速飛行 *   
パワーオフ失速  *  
パワーオン失速 *   
初期スピン *   
スパイラル回復*    
横すべり飛行*    
航法(低高度地図判読)  *  
場周進入  *  
着陸 *   
LP6飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
  • 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
  • 横すべり飛行
  • 螺旋降下 (スパイラル) からの回復

訓練計画7

訓練計画7 同乗教育
訓練計画7の概要
  • 訓練計画Lesson Planでは、離着陸take-offs/landings場周経路traffic circuitでの飛行法operations備えpreparation以前previously実施coveredした飛行法flight manoeuvres手順procedures復習review
  • スパSpiralイラル降下diveからの回復recovery教示demonstratedし、訓練practised
    離着陸訓練take-off/landing practice開始initiated前に、調和がとco-ordination速度管制airspeed controlされたすべallての操縦manoeuvresにおいて許容でAcceptableきる技量proficiencyへの到達achievedが必要
  • 訓練計画Lesson Planの実施中、学生student理想ideal的なパフォperformanceーマンスから軽微minor変動variationsのみonlyfull低速飛行slow flight速度範囲speed range内で機体aircraft制御controlすること、教官instructor指示directionを受けることなく場周circuit経路への進入joining着陸進入landing approach実施executingパワーpower-offオフ / オンpower-on失速stalls初期incipientスピンspins自体を認識recogniseし、そこから回復recoverする技量abilityの習得が必要
LP7飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP7上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
離陸/場周離脱  *  
航法(針路/高度管制)  *  
急旋回 *    
低速飛行
(直線飛行/旋回)
 *   
失速  *  
初期スピン  *  
スパイラル回復 *   
針路への旋回 *   
横すべり飛行 *   
初等不時着陸*    
場周進入  *  
着陸  *  
LP7飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
  • 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
  • 離着陸場周飛行法

訓練計画8

訓練計画8 同乗教育
訓練計画8の概要
  • 訓練計画Lesson Planでは、離着陸take-offs landings集中訓練concentrated practice実施covers
  • 退屈boredom感やいらいらfrustration感の緩和relieve必要necessaryな場合は、前回の訓練内容「訓練計画7Lesson Plan No. 7」の全部wholeもしくは一部part再実施repeatedして飛行内容flight programme一部partとして実施したり、急旋回steep turnに関する指導instructionを実施
  • 訓練計画Lesson Plan習熟masteredするまでには、学生student指導assistanceを受けることなく離着陸take-offs landings場周circuits経路飛行が実施carry out可能able
  • 場周circuit経路における想定Simulated不時着陸forced landings訓練は、この訓練lesson中もしくはそれ以降hereafter予告なunannouncedポイントpoints実施introduced
  • フラflapsップを使用useする代わりalternative横滑りSide-slipping飛行実施shown
LP8飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP8上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
離着陸/場周飛行  *  
訓練計画7の内容/
急旋回
  *  
横すべり飛行 *   
LP8飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
  • 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
  • 無線機故障時の手順
  • 滑走路変更時の手順
  • 着陸時に機体が跳ねた場合の回復法
  • 進入復行

訓練計画9

訓練計画9 同乗教育
訓練計画9の概要
  • 訓練計画Lesson Planでは、学生student高度advanced技量proficiency期待expectedされる点において「訓練計画8Lesson Plan No. 8」とは異なdiffers
  • 滑走路Runway変更changes / 無線機故障時loss of communication手順procedures / バウbounceンスからの回復recovery実施coveredする必要あり
  • 訓練計画Lesson Plan完了completionをもって、学生student最初first単独検定飛行solo check-flight準備readyが完了
LP9飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP9上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
離着陸/場周飛行  *  
横すべり飛行  *  
無線故障手順 *   
滑走路変更手順 *   
着陸時の跳ねからの回復   * 
進入復行 *   
LP9飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
  • 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
  • 初単独飛行技量検定

訓練計画10

訓練計画10 同乗教育
訓練計画10の概要
  • 訓練計画Lesson Plan完了completion時に、学生student最初first単独飛行solo flight実施sent保証warrantするのに十分sufficient能力competency示すdisplay必要あり
  • 教官instructorは学生に最初first単独solo飛行の実施を承認authorizingする前に、滑走路runway変更changes / 通信機故障loss of communication時の手順 / 他機trafficとの飛行間隔spacing / 着陸復行要領overshoot procedures / 後方乱気流wake turbulence回避avoidanceなど、各種飛行法や操作actions法についての学生student理解understands度を確認determine
LP10飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP10上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
離着陸/場周飛行  *  
ソロ前緊急処置  *  
LP10飛行後BRF要点
  • 初の単独飛行に向けたブリーフィングを実施

訓練計画11

訓練計画11 単独飛行
訓練計画11の概要
  • 必要suitablyブリーbriefedフィングを実施後、学生student最初first単独solo飛行flight承認authorizedを受ける
  • これは記憶memorableに残る機会occasionであり、飛行前pre-flightブリーdiscussionフィングは簡潔briefだが適切adequate実施kept
LP11飛行前BRF要点
  • 何をすべきか」「安全配慮」の明確化
LP11上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
初ソロ飛行    *
LP11飛行後BRF要点
  • まずは学生を祝福し、発生した可能性のある問題を明確化
次回訓練の予習
  • 離着陸場周飛行訓練

訓練計画12

訓練計画12 同乗教育
訓練計画12の概要
  • 訓練計画Lesson Planの直後には、通常normally訓練計画13Lesson Plan No. 13」、単独solo離着陸takeoffs landings場周circuits飛行に続くfollowed
  • 教官instructorは、追加additional単独solo場周circuits飛行許可authorizingする前に、学生student現在currentまたは今後予想anticipatedされる交通traffic状況気象条件weather conditions下で機体aircraft取り扱handleえる能力competentがあることを確認determine
  • 訓練計画12Lesson Plan No. 12」は、学生student確認飛行checkflightなく単独solo場周circuits飛行に送りsent out出せるようになるまで、必要necessaryなだけ反復repeated訓練
  • 定点着陸Precision point landings強調emphasizedし、場周circuit飛行の進捗progress状況確認checksを実施する中で、最小minimum滑走run離陸takeoffs短距離short不整地着陸soft field landings慣熟familiarizationに向けた教示demonstrationを実施
LP12飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP12上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
ソロ場周技量検定   * 
定点着陸   * 
最小滑走離陸*    
短距離/不整地着陸*    
LP12飛行後BRF要点
  • 次回の単独サーキット訓練に向けて学生にブリーフィングを実施

訓練計画13

訓練計画13 単独飛行
訓練計画13の概要
  • 訓練計画Lesson Planでは、学生student十分sufficient離着陸take-off landing場周circuit飛行の経験experience積みaccumulatesより高度advanced課目exercises横風離着陸into-wind take-offs landingsなど高度higher degree技量skillを必要とする離着陸take-offs landingsできmovingると保証warrantされるまで、必要necessaryなだけ反復repeated訓練
  • これらの単独solo訓練飛行practice flightsは、必要requiredに応じ同乗dual教育での技量進捗確認competency progress checks交互alternatedに実施
  • 能力向上greater competency向けtowards継続的Continuing進歩progressは、監督的supervising立場にある教官instructor強調emphasized
LP13飛行前BRF要点
  • 何をすべきか」「問題にどう対処するか」「安全配慮」の明確化
LP13上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
離着陸/場周飛行    *
LP13飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した問題を明確化

訓練計画14

訓練計画14 同乗教育
訓練計画14の概要
  • 飛行技法techniques混同confusionを避けるため、本訓練計画Lesson Planと「訓練計画16Lesson Plan No. 16」の組み合combinedわせは非推奨not recommended
  • 既存existing条件conditions下で、学生student課目exercise必要required速度airspeeds機体aircraft安全safely飛行flyできるdemonstrates能力abilityがあると認められた場合、「訓練計画15Lesson Plan No. 15」に移行Advancement可能
LP14飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP14上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
最小滑走離陸
(a) 短距離
 *   
(b) 障害物回避 *   
短距離着陸
(a) 障害物なし
 *   
(b) 障害物回避 *   
LP14飛行後BRF要点
  • これらの課目について今後の単独訓練に向けてブリーフィングを実施

訓練計画15

訓練計画15 単独飛行
訓練計画15の概要
  • 訓練計画14Lesson Plan No. 14」で十分sufficient同乗教育dual instructionを実施後、学生student単独訓練solo practice許可authorized
LP15飛行前BRF要点
  • 何をすべきか」「安全配慮」の明確化
LP15上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
最小滑走離陸
(a) 短距離
    *
(b) 障害物回避    *
短距離着陸
(a) 障害物なし
    *
(b) 障害物回避    *
LP15飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
  • 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
  • 不整地飛行場における飛行要領

訓練計画16

訓練計画16 同乗教育
訓練計画16の概要
  • 飛行技法techniques混乱confusion避けavoidるため、本訓練計画Lesson Planと「訓練計画14Lesson Plan No. 14」の組み合combinedわせは非推奨not recommended
  • 既存existing条件conditions下で、学生student訓練exercise必要required速度airspeeds機体aircraft安全safely飛行flyできるdemonstratesことが認められた場合、「訓練計画17Lesson Plan No. 17」の単独訓練solo practice移行可能Advancement
LP16飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP16上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
最小滑走離陸
(a) 不整地離陸/障害物なし
 *   
(b) 不整地離陸/障害物回避 *   
不整地着陸
(a) 障害物なし
 *   
(b) 障害物回避 *   
LP16飛行後BRF要点
  • これらの課目について今後の単独訓練に向けてブリーフィングを実施

訓練計画17

訓練計画17 単独飛行
訓練計画17の概要
  • 「訓練計画16」で十分sufficient同乗教育dual instructionを行った後、学生student単独solo訓練practice許可authorizedされる
LP17飛行前BRF要点
  • 何をすべきか」「安全配慮」の明確化
LP17上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
最小滑走離陸
(a) 不整地離陸/障害物なし
    *
(b) 不整地離陸/障害物回避    *
不整地着陸
(a) 障害物なし
    *
(b) 障害物回避    *
LP17飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
次回訓練の予習
  • 横風離着陸

訓練計画18

訓練計画18 同乗教育
訓練計画18の概要
  • 単独飛行前pre-solo場周circuit飛行訓練trainingにおいて、通常normallyこの訓練計画Lesson Planを「訓練計画9Lesson Plan No. 9」などと組み合conjunctionわせて実施可
  • 条件conditions次第permitでは、学生student技量水準degree of competency継続的continuing示されdemonstratedていれば、横風離着陸cross-wind take-offs landingsについて指導taughtし、単独solo飛行訓練practice許可authorized
  • 該当applicableする場合には、他機other traffic着陸landin使用usedする使用滑走路以外other than滑走路runways使用using関連relatingした安全事項Safety aspectsについて強調stressed
  • 以後の同乗dual教育exercisesにおいては、本訓練計画Lesson Plan他のother訓練計画Lesson Plans併せincludedて実施される場合あり
LP18飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP18上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
横風離着陸 *   
LP18飛行後BRF要点
  • 今後の単独訓練に向けてブリーフィングを実施

訓練計画19

訓練計画19 単独飛行
訓練計画19の概要
  • 訓練計画Lesson Plan通常normally横風離着陸cross-wind takeoffs landingsについて単独飛行訓練solo practise許可authorizedできる技量水準level of competencyの到達に向けた同乗飛行教育dual instructionである「訓練計画18Lesson Plan No. 18」に引き続きfollow実施
  • 以降futureの訓練で状況conditions許せpermitば、横風離着陸cross-wind take-offs landings他のother訓練計画Lesson Plansの中に追加addedして実施
LP19飛行前BRF要点
  • 何をすべきか」「安全配慮」の明確化
LP19上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
横風離着陸    *
LP19飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
次回訓練の予習
  • 単独訓練に向けた課目のレビュー

訓練計画20

訓練計画20 同乗教育
訓練計画20の概要
  • 訓練計画Lesson Planでは、訓練空域local practice areas慣熟refamiliarization単独局地訓練飛行local solo practice flights備えpreparation単独飛行前pre-solo flight操縦法manoeuvres確認reviewを実施
  • 針路算出heading calculation / ETA / 地図判読map reading航法訓練Navigation practiceは、訓練空域practice areaへの往復incorporatedの飛行中に実施
  • 訓練計画Lesson Plan完了completion時、学生student指定assigned訓練空域practice areasにおける局地単独飛行訓練local solo and practice flights許可authorizationできる技量水準level of competencyに達していること
LP20飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP20上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
最小滑走離陸  *  
航法: 訓練空域への針路とETA  *  
ソロ前課目の確認
各種速度での水平飛行
   * 
通常/最良上昇率・角上昇   * 
出力を使用/不使用時の
降下と障害物回避法
   * 
緩/中/急旋回   * 
飛行範囲/耐久時間
低速飛行/失速
   * 
スピン開始/回復   * 
スパイラル
降下の回復
   * 
地図判読と方向決め  *  
不時着陸     
航法: 針路とETA  *  
場周進入  *  
短距離着陸  *  
LP20飛行後BRF要点
  • これらの課目について今後の単独訓練に向けてブリーフィングを実施

訓練計画21

訓練計画21 単独飛行
訓練計画21の概要
  • 訓練計画Lesson Planは、学生student必要needs度に応じ反復repeated
  • 訓練計画20Lesson Plan No. 20」におけるAll訓練課目exercises必要applicableに応じ承認authorizedを受ける必要があり、学生student精度accuracy向上や調和のco-ordinationとれた飛行の実施に向け努力strive
  • 使用飛行場home baseから離れaway最初first単独飛行solo flightとなるため、飛行安全flight safety / 適切adequate見張りlook-out / 飛行場baseへの早期帰投early returnが必要な気象条件weather conditionsなど、状況に応じて話し合discussedう必要あり
  • 地図判読Map reading訓練practiseは、日頃の定例routine的な課目訓練exercise practiceから代わるdiversionものとして実施を推奨encouraged
  • 訓練計画Lesson Plan完了completion後、学生student自信confidence余裕sense of easeをもった飛行flight法を身に付け、指導instructionnewたな領域areas入っinstillていく
LP21飛行前BRF要点
  • 何をすべきか」「安全配慮」の明確化
LP21上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
最小滑走離陸    *
航法: 訓練空域
への地図判読
    *
各課目の確認:
各種速度での水平飛行
    *
通常/最良上昇率・角上昇    *
出力使用/不使用/
障害物回避降下
    *
緩/中/急旋回    *
低速飛行/失速    *
地図判読と方向決め    *
場周進入    *
短距離着陸    *
LP21飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
次回訓練の予習
  • 以前に実施した課目のレビューと同乗飛行での高水準化
  • 不時着陸

** Reference GAAC 2004-02

訓練計画22

訓練計画22 同乗教育
訓練計画22の概要
  • 場外飛行訓練cross-country flight training近づいapproachingているため、本訓練lessonでは飛行flight中に遭遇encounteredする可能性possibleのある緊急事態emergenciesへの対処法deal with準備prepares
  • 低速飛行slow flight急上昇旋回steep climbing turnにおける失速stallsなど、以前previous同乗dual教育で実施coveredした高度な課目exercises内容について訓練practisedし、「訓練計画24Lesson Plan No. 24」に向け単純Simple不時着陸forced landings訓練実施covered
  • 飛行以降subsequent flightsにおける最終目標設定setting final goalsのため、飛行検定基準Flight Test Standards要件requirementsについて紹介consulted
LP22飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP22上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
最小滑走離陸  *  
航法: 訓練空域
への針路とETA
  *  
低速飛行での高度な運動 *   
致命的飛行状態からの失速 *   
急旋回  *  
現実的な原因でのスピン *   
スパイラル降下
からの回復
  *  
不時着陸 *   
偏流による錯覚*    
予防着陸*    
航法: 地図判読での帰投  *  
不整地着陸  *  
LP22飛行後BRF要点
  • 次回の飛行で単独訓練する課目の要点について学生に質問

訓練計画23

訓練計画23 単独飛行
訓練計画23の概要
  • 訓練計画Lesson Planでは、「訓練計画21Lesson Plans 21」と「訓練計画22」を論理logical的に発展progressionさせたものであり、精度accuracyコーディco-ordinationネーション能力の向上increasing目的objective
  • PPLの飛行検定基準Flight Test Standardsを意識制限limits内での訓練を追求し、単独訓練solo practiceにおける目標goalsとして割りassigned当て
LP23飛行前BRF要点
  • 何をすべきか」「安全配慮」の明確化
LP23上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
短距離/不整地離陸    *
航法: 訓練空域への地図判読    *
各科目の確認:
急旋回
    *
飛行範囲と耐久時間    *
低速飛行と失速    *
横滑り飛行と滑り旋回    *
航法: 地図判読での帰投    *
短距離着陸    *
LP23飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
  • 次回の訓練内容を指定
次回訓練の予習
  • 予防着陸

** Reference GAAC 2004-02

訓練計画24

訓練計画24 同乗教育
訓練計画24の概要
  • 訓練計画Lesson Planでは、使用する着陸landingにおいて、必要neededな「実際の“for real”雰囲気atmosphereに則した接地をtouch-down landings実際actualできpermitれば、非常に有意義meaningful
  • しかHoweverし教官は監督supervisionを行いつつ、着陸地acceptable fieldsに向けた進入approaches着陸地の選定selectingをする十分ample機会opportunity学生student付与given
  • 飛行場base帰投return後、利用可能availableであればDFステsteers緊急emergencyレーradarダー支援assistanceの使用などについて教示demonstrated
  • 上記訓練は、教官instructor管制官controller模擬simulatedして訓練も可能
LP24飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP24上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
最小滑走/横風離陸  *  
航法: 訓練空域への
地図判読とETA
  *  
急旋回   * 
不時着陸  *  
偏流による錯覚 *   
予防着陸 *   
DFステアと
レーダー誘導
 *   
短距離/不整地/横風着陸  *  
LP24飛行後BRF要点
  • これらの課目について今後の単独訓練に向けてブリーフィングを実施

訓練計画25

訓練計画25 単独飛行
訓練計画25の概要
  • 訓練計画Lesson Planでは、学生student単独soloでの場外飛行cross-country flight試みattempting前にprior to十分adequateに有しておかなければならない事項exercisesについて強化reinforcement
  • 飛行検定flight test基準limits値内での急旋回steep turns実施Performance目標goal
  • 不時forced着陸や予防着陸precautionary landingにおいて復行overshoot前にどこまで降下するか最低高度minimum descent height設定establishedし、学生student明確clearly理解understoodさせる
  • 訓練計画Lesson Plan完了completion時に、学生student単独solo場外飛行cross-country遭遇encounteredする可能性のあるほとmostんどの航法navigational上や気象weather上の緊急事態emergencies対処cope withできる能力competentを備えている必要あり

注:単独solo飛行時の予防着陸訓練precautionary landing practice承認Authorizationには、学校school方針policy適用subject

LP25飛行前BRF要点
  • 何をすべきか」「安全配慮」の明確化
LP25上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
最小滑走横風離陸    *
航法: 針路と高度制御    *
急旋回    *
不時着陸進入    *
予防着陸    *
短距離/不整地/横風着陸    *
LP25飛行後BRF要点
  • 学生に質問し、発生した可能性のある問題を明確化
  • 次回の訓練計画の学習内容を指定
次回訓練の予習
  • 同乗での場外飛行

訓練計画26

訓練計画26 同乗教育
訓練計画26の概要
  • パイpilotageロット航法 / 推測航法dead reckoning / 必要applicableに応じ無線radio航法援助navigation aids施設を利用した2〜3時間approximately 2-3 hours飛行時間flight timeとなる三角形triangular経路trackによる場外飛行cross-country flight
  • 訓練lesson完了completion後、学生student不慣れunfamiliar地形terrainにおいても単独soloVFR航法navigationできprepared一般common的な場外common状況situations対処cope withできるようになる
LP26飛行前BRF要点
  • 何をどうやるのか」「安全配慮」の明確化
LP26上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
実用的な重量平衡  *  
VFR航法 *   
パイロッテージ/推測航法 *   
無線航法施設の使用*    
機位喪失時の要領 *   
不意の悪天と想定遭遇によるダイバート *   
非慣熟飛行場での飛行要領 *   
巡航時の無線通信要領 *   
場外飛行での緊急事態 *   
LP26飛行後BRF要点
  • 飛行に関するすべての面を慎重に網羅し、必要に応じ曖昧な点を明確化
次回訓練の予習
  • 単独場外飛行
  • 課題の指定
  • 資料等の準備
  • 航法ログの準備
  • 飛行ログの準備

訓練計画27

訓練計画27 単独飛行
訓練計画27の概要
  • 出発飛行場point of departure除くother than2つ飛行場airports着陸landingsし、120NM以上三角形経路triangular flightの飛行を実施し、PPLの取得要件requirement満足meetする内容として実施
  • 訓練計画Lesson Plan完了completion時には、学生students自らown責任responsibilityVFR場外飛行cross-country flightsを実施できる能力competentを備えていること
LP27飛行前BRF要点
  • 何をすべきか」「安全配慮」の明確化
LP27上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
飛行計画の提出/処理    *
VFR航法    *
巡航時の無線通信    *
非慣熟飛行場での
飛行要領
    *
機体サービシングの監督    *
LP27飛行後BRF要点
  • 予期しないインシデントの発生可能性について話し合い、明確化
次回訓練の予習
  • 飛行操縦法のレビュー
  • 全課目における精度の強調

訓練計画28

訓練計画28 同乗教育
訓練計画28の概要
  • 訓練計画Lesson Planは、PPLの飛行検定flight test完全complete模擬simulatedした内容に関する学生student’sパフォperformanceーマンスについて教官instructor’s最初first評価evaluationを実施するもの
  • 訓練lesson最後endにおける話しdiscussion合いで、次回next訓練lessonでの修正correctionに向け不備事項deficienciesがあれば慎重carefully指摘noted
LP28飛行前BRF要点
  • 必要に応じレビュー
LP28上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
PPL飛行検定項目   * 
LP28飛行後BRF要点
  • 不足点に関する徹底的なレビューと、適切な修正法に関する完全な説明
次回訓練の予習
  • 不足点に関する単独訓練

訓練計画29

訓練計画29 単独飛行
訓練計画29の概要
  • 場外飛行以外other than cross-country flightのPPLの飛行検定flight test必要required全課目All exercisesについて、既に生じgiven to knownている要改善deficiencies事項を強調emphasisして訓練practisedを実施
  • 訓練計画Lesson Planは、「訓練計画30Lesson Plan No. 30」の完了completed後に全体wholeまたは一部in part繰りrepeated返して実施可能
LP29飛行前BRF要点
  • 何をすべきか」「安全配慮」の明確化
LP29上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
教官が認める全課目    *
LP29飛行後BRF要点
  • 各課目について慎重に話し合い、学生が飛行検定における各種制限と要件を完全に理解していることを確認し、問題のある部分を明確化
次回訓練の予習
  • PPL飛行検定に向けて学生を推薦するための飛行教官によるチェック

訓練計画30

訓練計画30 同乗教育
訓練計画30の概要
  • 訓練計画Lesson Planでは、検定官Inspectors指定飛行検定審査官Designated Flight Test Examiners実施conductedするPPL飛行検定private pilot flight testの内容と全くexactly同じように、教官instructorが実施
  • 学生studentは、必要requiredなすべての飛行検定内容private pilot flight test procedures操縦manoeuvresについて、飛行検定標準Flight Test Standardsにしたがって、許容範囲acceptable manner実施performできableること
LP30飛行前BRF要点
  • 何をすべきか」「安全配慮」の明確化
LP30上空訓練内容
慣熟
教示
教示/
訓練
監督下
訓練
確認単独
訓練
PPL飛行検定    *
LP30飛行後BRF要点
  • 全体的なパフォーマンスに対する評価
次回訓練の予習
  • PPL飛行検定

飛行検定への推薦の署名を行う前に、学生がPPLに関する飛行経験の要件をすべて満たしているかどうかを判断するのは、飛行教官の責任です。

訓練計画31

訓練計画31 同乗教育

PPL飛行実技検定

訓練計画31の概要
  • 自家用private操縦士pilot免許 (PPL) の飛行検定flight test開始start前に、学生studentできるpossibleだけリラッat easeクスすること
  • 検定test後のデブリdebriefingーフィングに出席presentし、学生student支援assist検定官Examinerからのコメントcomments受領receiveすることは飛行教官flight instructor責任responsibility

飛行教官ガイドまとめ①~④

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