CELPIPとは
CELPIP自体に関する解説については、別記事で詳しく行っていますので、こちら↓をご覧ください。
リスニング
文章を聴いて回答する、47~55分、練習問題+38問の構成です。
1 問題解決の聴き取り
2 日常会話の聴き取り
3 情報の聴き取り
4 ニュースの聴き取り
5 議論の聴き取り
6 意見の聴き取り
3つの設問タイプに関する一般的知識
リーディング
文章を読んで回答する、55~60分、練習問題+38問の構成です。
1 文章の読み取り
2 図表の読み取り
3 情報の読み取り
4 意見の読み取り
一般に
例えば、「We truly appreciate your taking the time to 7.___」といったように、文中が空欄になっているタイプの問題は、空欄の前に問題番号がついているので、本文と勘違いしないようにしましょう。
回答に迷っても空欄のまま次に進まないようにしましょう。時間が切れると無回答で処理されてしまうので、見直しのときに戻って来るようにすべきです。空欄のサイズは一定ですが、文章を選択肢から一度選択するとその文や語が文中に表示されるため、文がズレて見栄えが少し変わります。見直しのために戻ってくるときに混乱しないように注意しましょう。
ライティング
質問の回答と記述を行う、53~60分、練習問題のない2問の構成です。
目標語数
1割の誤差以内で135字~220字
1 Eメール作成問題
2 意見論述問題
タイピングについて
CELPIPではいずれの会場においても、指定のコンピューターはWINDOWSなので、コピー&ペーストを含む編集に関するショートカットキー(Ctrl+C/V/X)を活用することができます。僕は普段使用しないのですが、+ZやYでのアンドゥ・リドゥも使用できるようです。
その点では、普段からMacに慣れているユーザーにとっては少し使いづらいと感じるかもしれません。
また、キーボードは当然USキー配列なので、事前に慣れておく機会があれば安心かと思います。
30分間で150~200語をタイピングすればいいので、そこまで超早いというタイピングは不要です。
スペルチェック機能の活用について
スペルが間違っている場合には、赤波線の下線で知らせてくれます。これは、CELPIPで計ろうとする英語能力はあくまでも「日常で使用する語学力」であり、学術的な使用を前提としてないという本質に立ち返った結果として導入 (許可) された機能で、普段わたし達が日常的に使用する多くのコンピューターで一般的に採用されている機能であるということを反映するものです。
赤線が出たら右クリックをすると可能性のある単語のリストを表示してくれるので、それを選択すれば自動で書き換えられます。(僕は試験を受けて後にこの機能の存在を知った、涙)
注意をしなければならないのは、あくまで単語単位のミススペルを知らせてくれる機能であり、語法や単語の使用法などの誤りを教えてくれるわけではないこと、単語以外の誤りは検出されないということです。
例えば、僕が個人的に試験を受けた際キーボードの配列と使用に慣れない僕は、「I’m」などと打つ際に「’」をシフトを押しながら入力していました。すぐに「”」となってしまっているのに気づけたので良かったのですが、波線では教えてくれませんでした。他にも、誤った前置詞などを入力しても、Googleなどのようには教えてくれません。
語数カウント機能について
150語~200語という語数の制約がある試験である以上、単語数カウントは非常に重要です。
これを助けてくれるのが単語数の自動カウント機能です。特に何をするでも選ぶでもなく、単純に入力を行うエリアの下に「○○ Words」と常に自動で計算されて表示されるので、参考にしながら入力を進めていきましょう。
文字数ではなく語数ですので、「I have a pen.」なら「4 Words」というカウントになります。
採点について
少なくとも4人の有資格採点官がチェックを行い、それぞれの結果を合算してスコアの算出を行っています。
スピーキング
画面情報への迅速な口頭応答を行う、15~20分 練習問題+8問の構成です。
一般的に
アクセントを気にしすぎずにゆっくりはっきりと自然に話すことが良いとされています。
名前や細かい設定が示されていない設問では、ある程度クリエイティブになった方が話しやすいです。
内容として友人に語り掛けているのか、聴衆の前でスピーチをしているのか、初対面の相手とフォーマルに会話するのかといったトーンの違いにも注意します。
一般的にスピーキングは、どれだけ練習したかが如実に結果に表れると言えます。発音やイントネーション、話す速さなどに注目をして家族や友人を前にしたり、鏡の前に立って一人で話してみたり、そういうのが好きでなければ、自分の声を録音をして聞いてみても良いでしょう。
アクセントをできるだけニュートラルにするように心掛けることで、聞き手がより聞きやすい話し方になります。アメリカンアクセントなど特定のアクセントに近づけようとする必要はありません。